ブログ|中村区岩塚町・中村公園駅・八田駅で歯科をお探しの方はいわつか歯科クリニックまで

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  • 食生活と健康な歯

    2023年11月7日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
    友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、

    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

     

    皆さんは健康な歯を維持するためにどんなことを行っていますでしょうか?
    歯磨きや定期検診を行っている方も多いかと思いますが、食生活も歯の健康維持に欠かせないよう要因となります。

    そこで今回は歯の健康維持と食生活についてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

    むし歯と食習慣の関係

    お口の疾患で皆さん思い浮かべるのが、「むし歯」と「歯周病」ではないでしょうか。
    むし歯は口腔内の細菌が出す酸によって歯が溶かされる病気です。甘いものを食べるとむし歯になりやすくなることが知られていますが、実際砂糖の摂取があるのとないのとではプラーク(歯垢)の付き方も変わります。そのため、むし歯予防には日々の歯磨きはもちろん、間食や嗜好飲料といった習慣的な糖の摂取がある場合はその摂取を控えることや、規則正しく食べることが大切です。

    歯周病と食習慣の関係

    一歯周病菌は、鉄分やタンパク質を栄養源にしています。
    むし歯とは違い、菌の栄養源を食生活で絶つことが対策にはなりません。歯周病菌は嫌気性菌のため歯の表面に居着くことはできませんが、歯の表面に他の菌の存在(プラーク)があるとその下に潜って生き続けることができます。そして、歯周ポケットに潜り込んだ菌は歯茎に炎症を起こし、血液成分から栄養を得ています。

    口腔内細菌叢のバランスを整える

    むし歯も歯周病も、現在は特定の菌の存在を原因とするよりも、口腔内の細菌叢のバランスが崩れることによって起こるという考え方がされています。細菌叢のアンバランスがおこるきっかけが「砂糖」の存在です。
    砂糖を好む一部の菌が増えることでプラークが増えやすくなり、むし歯が発生しやすくなるとともに、プラークを足場とする別の菌が増えるため歯周病の発症などにもつながりやすくなります。実際、砂糖の摂取量が多い人が摂取量を減らすとプラークの付き方が改善し、歯茎の炎症の改善が見られることは少なくありません。

    砂糖の摂取基準

    砂糖の摂取量については、WHOのガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」が基準となっています。これによると遊離糖質の1日の摂取量は、総エネルギー摂取量の5%以下にすることが推奨されています。
    遊離糖質とは単糖類(ブドウ糖・果糖など)および二糖類(しょ糖・テーブルシュガーなど)のことで、蜂蜜、シロップ、果汁、濃縮果汁も含まれます。そのため、おおむね砂糖の量としては、ティースプーンに5杯程度に留めることが勧められます。もちろん、口腔内の状態に影響する要因は食生活以外にも多数あり、砂糖をそれほど多くとっていない場合でもむし歯ができやすい人はいます。

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    就寝中の歯ぎしりや食いしばりに注意

    2023年11月2日

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    家族や同居人に「寝てるときに歯ぎしりしてるよ」と言われた経験はありませんか?
    自分ではそんなことはないと思っていても実際には無意識下で行われることが多い歯ぎしりや食いしばり

    今回はそんな歯ぎしりや食いしばりについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    無意識下で発生することが多い

    歯ぎしりや食いしばりは体全体に大きな影響を及ぼすことがあります。歯ぎしりは特に寝ている間に起こっていることが多いため、自身でなかなか気づくこともできないことがあります。
    朝起きて歯や顎が痛かったり、頭痛や肩こりが酷かったりする場合は、就寝中に歯ぎしりをしている可能性がありますので要注意です。

    寝ている間の歯ぎしりは、起きている時の咀嚼などと比べて無意識下で行われているため、場合によっては寝ている本人の体重以上の力が歯にかかってしまい、必要以上の力で歯がすり合ってしまうのも大きな問題となります。

    改善しないまま放置してしまうと…

    最悪の場合、歯が砕ける

    改善しないまま過ごすと最終的に歯が砕けてしまうことにもなりますので注意が必要です。
    歯ぎしりによって強い力が歯に加わると、歯が砕けたり、歯茎と歯の間の隙間が広がったり、徐々に顎の骨が溶けたりします。隙間ができると細菌が入り込みやすくなり、虫歯や歯周病を引き起こす原因にもなります。

    知覚過敏になる

    また、歯のエナメル質もすり減ると神経まで刺激が伝わりやすい状態になります。
    熱い物や冷たい物がしみる知覚過敏の症状が出るのも特徴です。エナメル質は歯の内部を守るため、他の組織よりも硬くできていますが、就寝時の無意識に起きる歯ぎしりの強い力では摩耗してしまいます。

    顎関節症から肩こりや腰痛、頭痛を引き起こす

    さらに、硬い組織も摩耗するほどの強い力が加わっているため、歯以外の顎や肩にも影響が出ることがあります。

    まず歯と深く関わる顎は、歯ぎしりが起きると大きな負担が関節にかかり、顎関節症を引き起こします。症状が悪化すると会話や飲食の際にも問題が出てくるので注意が必要です。肩や首は下顎と筋肉が繋がっており、さらに肩や首の筋肉は頭と背中の筋肉へ繋がっているため、顎に支障があると肩こりや腰痛、頭痛など様々な症状を引き起こします。

    症状が慢性化する前に対策を行う必要があるため、首や肩、背中に痛みを感じたら歯ぎしりや食いしばりを起こしていないか確認しましょう。混合歯列期の子どもが行う歯ぎしりは歯の調節に行うので問題ないですが、あまりに強い歯ぎしりの場合は過剰に歯がすり減るため注意しましょう。

     

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    プラークコントロールには2種類あります

    2023年11月2日

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    皆さんはプラークコントロールという言葉をご存知でしょうか?
    虫歯、歯周炎の予防にはプラークコントロールが基本かつ重要になってきます。

    そこで今回はこのプラークコントロールについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    プラークコントロール

    プラークコントロールとは、虫歯や歯周病の原因であるプラークをできるだけ早く除去、または歯に極力定着させないように対処することです
    プラークは虫歯菌が口腔内の糖分を使用して発生させる毒素であり歯垢とも呼ばれ、そのまま放置してしまうと歯石になり、虫歯や歯周病を悪化させます。

     

    2種類のプラークコントロール

    歯石はセルフケアで取り除くことが非常に困難です。
    歯石になるまえにプラークコントロールで、歯石ができないようにすることが重要です。プラークコントロールには2種類あり、セルフプラークコントロールプロフェッショナルプラークコントロールがあります。

     

    セルフプラークコントロール | 歯磨き(歯ブラシ)

    セルフプラークコントロールは、日常生活で行う対処方法で主たるものが歯磨きになります。しかし、ただ漠然と行っている歯磨きだけでは虫歯の原因であるプラークを上手く除去することはできません。フッ素などの成分が入った歯磨き粉と状態の良い歯ブラシを使用し、正しい方法で歯磨きを行いましょう。

    また、歯磨きの際は歯ブラシ以外の道具を使用することも重要です。歯ブラシでは歯と歯の間に入り込んだプラークを除去できず、多くの汚れが残ってしまっています。歯間ブラシなど上手く使用し、歯の隅々までプラークを落としていく必要があります。

    セルフプラークコントロール | 食生活の改善

    また、毎日の歯磨きだけでなく、食生活の改善もセルフプラークコントロールのひとつです。

    糖分をエサにしているため、食後には必ずプラークが発生します。少量のプラークであれば口内の唾液が洗浄し、中和してくれるため問題ありませんが、量が多ければ洗浄機能が追いつきません。

    1回に食べる量が多い、間食が多い、就寝前に物をよく食べる方はプラークの発生量が多く、歯に溜まりやすい状態になっています。食生活の改善を行い、よく噛んで洗浄効果のある唾液の分泌を促すことでプラークへの対処が可能です。

     

    プロフェッショナルプラークコントロール

    プロフェッショナルプラークコントロールは、医師による歯のクリーニングを指します。

    歯石になってしまったプラークは、歯磨きだけでは除去することが難しいため、虫歯への対処としてとても重要です。

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    下がった歯茎は見た目の印象に影響を与える

    2023年10月24日

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    お口の審美性と言われると皆さん思われるのが歯並びや歯の色ではないでしょうか?
    ですが、それだけではなく歯茎の状態も大きく関係があることをご存じですか?

    例えば、歯茎が下がった状態というのは、見た人に不健康なイメージや老けた印象を与えることがあります。
    そこで今回は歯茎が下がる原因とリスクについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    歯茎が下がる原因

    歯茎が下がることを専門用語では歯肉退縮といいます。
    主な原因は以下の通りです。

    歯周病

    歯茎が下がったと感じたら、まずは歯周病を疑うようにしましょう。
    軽度の歯周病である歯肉炎が歯周炎へと移行すると、歯茎の破壊が始まり炎症が強まってしまうと歯茎が縮んでいってしまいます。

    歯ぎしり・食いしばり

    歯ぎしり・食いしばりは歯茎や顎の骨に過剰な負担がかかる行為です。
    こうした行為は炎症反応が起こってしまうこともあるため歯肉退縮に繋がってしまいます。

    過剰なブラッシング

    過剰なブラッシングは歯茎を傷つけてしまうだけでなく下がる原因になります。
    歯茎はやわらかい組織なので、強いブラッシング圧がかかるとダメージを負ってしまうのです。

    喫煙習慣

    タバコの煙には、歯茎の血流を悪くする成分が含まれています。また、歯垢や歯石の形成を促すネバネバとした物質が歯面に付着することから、歯周病リスクが増大する点にも注意が必要です。

     

    下がった歯茎をそのままにしていると

    口元の審美性の低下

    歯茎が下がるとその分だけ歯の露出面積が多くなります。
    歯茎と歯のバランスが崩れると、口元の審美性も大きく低下します。

    虫歯のリスクが上がる

    歯の根っこの部分である歯根面は、通常であれば歯茎に守られています。歯茎が下がってしまうと歯根面が露出され
    細菌による攻撃を受けやすくなって、虫歯リスクが上昇します。

    顎の骨まで下がる

    歯茎は顎の骨の表面を覆っている組織です。それが何らかの理由で下がったということは、顎の骨も吸収されていることを意味します。
    その状態で放置してしまうと、歯茎だけでなく顎の骨の吸収も進行してしまうので注意が必要です。

     

     

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    乳歯から永久歯に生え変わるタイミングについて

    2023年10月24日

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    人間の歯は、乳歯から永久歯へと生え変わるタイミングがあります。それはほとんどが6歳から12歳くらいまでに起こる現象ですが、
    全体では6年以上かかるため、抜ける順番などに疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
    そこで今回は子どもの歯が抜ける順番と生え変わりの時期に注意すべきことについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    お子さんの歯が抜ける順番は?

    一般的には下側の歯から抜けていきます。
    ただし、ここで注意しなければならないのが、永久歯の生えてくる順番です。
    子どもの下の歯は5~6歳で抜けることが多いのですが、最初に生えてくるのが下側の永久歯とは限りません。
    日本人に関しては、6歳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてくることが多いです。6歳臼歯は「第一大臼歯」とも呼ばれる奥歯で、もともと乳歯がないところから生えてくるものです。
    その次は上の前歯が抜けて、歯の生え変わりは徐々に後方へと向かいます。
    しかし個人差はありますので、お子様の歯の生え変わりに関しては、大まかな順番や時期などを把握して気になることは歯科医師にご相談いただければと思います。

    生え変わり時期の注意点

    お子さんの歯の生え変わりの時期は、お口の状態の変化が大きいです。
    そのため以下のようなことに注意する必要があります。

    乳歯虫歯の放置は厳禁

    どうせもうすぐ新しい永久歯が生えてくるのだから、わざわざ痛い思いをさせて治療する必要もないのでは?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
    しかし、治療をせずに放置してしまうと、次に生えてくる永久歯にまで悪影響を与えてしまうことがあるのです。
    永久歯は、これから何十年も使い続けていく大切な歯なので、生えてくる段階で問題を抱えてしまったら、お子様のお口の健康に致命的となってしまいます。

    生えたばかりの永久歯は虫歯のリスク

    永久歯は、完全に成熟した状態で生えてくることはありません。
    生えたばかりの永久歯は表面を覆っているエナメル質が不十分な石灰化状態でお口の中に出てくるため、虫歯リスクが高いです。しばらくは歯磨きしにくい状態も続くことから、口腔ケアには十分な配慮が必要となります。

    口腔ケアに力を入れる

    子どもの歯の生え変わりの時期は、普段以上に口腔ケアをしっかり行う必要があります。まずは定期検診で正しい歯磨きの方法を学び、それをセルフケアで実践できるようにしましょう。

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    理想な歯並びはどんな状態?

    2023年10月17日

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    歯並びが気になって矯正するときに、きれいな仕上がりにしたいのは当然だと思います。
    せっかく矯正するなら理想の歯並びにしたいと考えますが、理想の歯並びとはどのような状態なのでしょうか。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    理想的とは具体的にどのようなもの?

     

    「理想的な歯並び」といっても、どのような歯並びが「理想的な歯並び」なのか疑問に感じませんか?

    理想的な歯並びとは、ただ単に歯列がきれいに並んでいればOKというものではありません。歯の中心と顔の中心が合ってバランスがとれていることも重要な要素です。きれいに歯が並んでいても、中心がずれていては、相手から見た時にやはりバランスの悪さが目立つものです。

    並びがきれいでも、いわゆる出っ歯の状態ですと、理想の歯並びとは言えません。正面から見たときにはキレイな歯並びに見えるかもしれませんが横から見ればその考えも一瞬で変わってしまいます。

    そのほかにも、歯の大きさのバランスも大切です。前歯だけが極端に大きい、歯と歯の間にすき間があるなど、歯の大きさのバランスが悪ければ、違和感を感じことでしょう。

    このように、さまざまな要素がありそれらのバランスが取れていることが「理想の歯並び」に近づくことだと考えます。すべて完璧な状態はないでしょうが、少しでもきれいな歯並びになりたいと考えたときには、知っておきたいポイントです。

    もうひとつ重要なことは、見た目にきれいなことはもちろんですが、歯の本来の目的である、「物を噛む」という機能がきちんと果たせるかということです。「物を嚙むこと」という機能が果たせなければ、見た目がどんなにきれいであっても、それは良い歯並びとは言えないでしょう。

     

    機能性と審美性の両立が重要

    見た目がきれいな歯並びは確かに憧れますが、歯の本来の役割を果たせることを考えなくてはいけません。見た目と、機能と、両方が整っている状態になることが理想の歯並びです。

    矯正を考えるきっかけは人それぞれ違います。噛むことには問題がないけれども、見た目の歯並びの悪さを気にしている人、噛み合わせが悪く、なによりもまず噛み合わせの悪さを治療したいという人。

    噛み合わせの悪さを解消すると、歯列が整うため、歯並びの悪さも解消されることがあります。見た目を整えるために矯正を始めるときには、見た目だけではなく、噛み合わせも考えたゴールを目指していかなければいけません。他医院で実際に、見た目だけを考えて治療した結果、噛み合わせがずれてしまったという患者様にご相談を頂くこともございます。

    「咀嚼(食べ物を噛む)する」という行為は、考えている以上に、健康に影響があります。「よく噛んで食べるといい」ということは、子供の頃からよく言われているという人が多いのではないでしょうか。

    よく噛んで食べると、胃腸の働きを助けることだけでなく、脳にも刺激を与えています。刺激を与えることで、脳が活発に動くようになります。そのほかにも、唾液の分泌がよくなり、口腔内の自浄作用が高まるなど、歯そのものにもいい効果があります。

    よく噛むためには、噛み合わせが重要です。噛み合わせの良し悪しは、口腔内の問題だけではなく全身の健康にも関わってきます。

     

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    歯列矯正でも動かない歯について

    2023年10月17日

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    歯列矯正をしても全く動かない歯がある場合はご存知でしょうか?
    「歯列矯正を始めたが、いつまで経っても歯がまったく動かない」という方が極まれにいらっしゃいます。なぜそのようなトラブルが発生するのか、今回はお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    骨芽細胞と破骨細胞

    歯列矯正にはいろいろな方法がありますが、いずれの方法でも、歯に矯正装置(ブラケットやマウスピースなど)を装着して歯に力を加え、動かしたい方向に歯を少しずつ動かしていくという方法をとります。
    歯列矯正では「歯槽骨」という歯を支える骨を少しずつ作り替えることで、歯を健康な状態に保ったまま動かしていきます。
    歯槽骨と歯根とのあいだには「歯根膜」という繊維状の組織でできた膜があり、歯根をすっぽり覆うようにしてクッションのような役割を果たしています。
    矯正装置を取り付けることで、歯を動かしたい方向に向かって弱い力がかかります。この力は歯根膜に伝わり、動かしたい方向の歯根膜は圧迫される状態となります。
    歯根膜が圧迫された部分では「破骨細胞」という細胞が働き始め、歯槽骨を少しずつ溶かして体内に吸収していきます。同時に、歯の反対側の歯根膜が引っ張られている部分では、「骨芽細胞」という細胞が働き始めます。骨芽細胞は破骨細胞とは対照的に、新しい骨を作る働きをします。
    歯列矯正ではこうした働きを利用して、歯を理想的な位置に動かしていく治療方法となります。

     

     

    なぜ動かない歯がある?

    歯列矯正で歯を動かしていくためには、歯根膜が健康な状態にあり、破骨細胞と骨芽細胞が正常に働くことが大切です。
    ところが、例えば骨性癒着(アンキローシス)などが生じている場合、歯列矯正で歯を動かすことは非常に困難になります。

    骨性癒着とは、外傷を受けたり歯の移植などを行ったりする際、歯根膜が広範囲に失われた状態で歯根が骨組織と接した場合、歯根が骨に吸収されて骨に置き換わり(置換性吸収)、歯と骨が結合してしまう状態を指します。おもに臼歯などに起こりやすい現象です。

     

     

    骨性癒着は事前に発見できない場合がある

    通常は骨性癒着を起こしている歯を叩く(打診する)と、金属のような硬く澄んだ音がします。また、正常な歯はピンセットなどで揺すると、わずかに動きます。しかし、骨性癒着を起こしている歯はまったく動きません。しかし、こうした検査やレントゲン撮影、CTスキャンなどでも100%骨性癒着を歯列矯正のまえに発見することはなかなか困難でもあります。

    このため、歯列矯正を行う際に抜歯をする場合、多くの歯科医院では予め、ちゃんと歯が動くことを確認してから抜歯を行います。「抜歯で歯が動くスペースを作ったが、肝心の歯が動かなかった」などという失敗をしないためになります。

    残念ながら、骨性癒着が起きている歯は、矯正装置だけによる歯列矯正はできません。ただし、脱臼処置や抜歯、コルチコトミー手術などの外科手術によって矯正が可能になる場合もあります。

     

     

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    要注意!知らずのうちに悪化する歯周病!

    2023年10月10日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

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    お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

     

    歯周病はむし歯と違い痛みなどの自覚症状が少なく、いつの間にか症状が進行してしまいます。
    日本では30代以上の約8割が歯周病を患っていると言われ、知らずのうちに歯周病になっていたということも珍しくはありません。
    初期の段階であれば、セルフケアなどで元通りに戻りますが、進行すると歯を支えている骨を溶かしてしまうため
    最悪の場合抜歯しなくてはならないということにもなってしまいます。
     
     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    気づかない内に進行する歯周病

    歯周病は、歯と歯茎の境目(歯周ポケット)に汚れに含まれている歯周病菌が入り込んで炎症を引き起こします。
    この炎症は、初期段階では歯ぐきに発生しますが、症状が進行すると顎の骨まで炎症が及んでしまうため、骨吸収を起こして歯が動いたり
    最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうなどといったことになってしまうこともあります。
     
     

    軽度症状(歯肉炎)

    歯肉炎になると、歯ぐきに腫れ、うっすらと赤くなってきます。
    また、歯磨きをすると出血する場合があります。
    ただし、痛みがあることは少なく、歯周病か気づきにくい段階です。
    歯周ポケットは2~3ミリ程度です。
     
    この段階であれば、慌てる必要はなく歯磨きでしっかりと汚れを落として
    プラークコントロールをすることで元の健康な歯茎に戻ります。 
     

    中度症状(中度歯周炎)

    中度の歯周炎になると、炎症がさらに悪化して歯周ポケットが3~5ミリ程度と軽度に比べて深くなります。
    歯ぐきだけでなく、顎の骨が少しずつ痩せていき、歯ぐきが下がったようにも見えてきます。
    この段階では歯磨きをした際の出血の頻度が高くなってきます。
    また、歯が浮いたような感じがしたり口臭が気になりだしたりします。
     
     

    重度症状(重度歯周炎)

    重度の歯周病まで進行すると、歯周ポケットもかなり深くなり6ミリ以上になります。
    顎の骨が広く溶かされ、半分以上なくなってしまい、歯がグラグラと動き出し最悪の場合は抜け落ちることもあります。
    歯ぐきの炎症がひどくなり、出血や膿が出ることもあります。
    また、口臭も非常に強くなり、物を噛むと痛みが出たり、噛みにくかったりします。
     
     

    まとめ

    歯周病は初期の段階では、出血や歯ぐきの腫れだけですが、進行すると歯がグラグラして抜け落ちてしまうこともあります。
    歯肉炎の段階で治療をすると、元通りに戻りますが、顎の骨が減ってしまうと自然に元通りには戻りません。
    外科手術をしないと骨は元には戻らないため、早い段階で歯周病の治療を開始しましょう。

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    お子さんの歯科医院通いはいつから?

    2023年10月10日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

     

    お子さんの歯にむし歯を作りたくないと思う親御さんは多いと思いますが、「いつ頃から歯医者に行ったらよいの?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    乳歯の健康を守ることは、永久歯のためにも大切なことです。
     
    そこで、お子さんの歯医者デビューの時期やメリットについてお伝えしたいと思います。


     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    子供の歯科医院通いはいつから?

    赤ちゃんの歯医者デビューは歯が生え始めてから

    赤ちゃんの歯は個人差がありますが、6か月ころから生えてきます。
    この乳歯が生え始めた時期が歯医者デビューにおすすめです。
     
    0歳で虫歯がある子はまれですが、この時期はこれからどのようにケアをしていったらよいかを確認していく準備期間です。
    赤ちゃんの虫歯予防や健康な顎の発育のために大切なことをお伝えします。
    1歳を過ぎると、上下の歯が生えてきた段階で噛み合わせを確認することもできます。
     
     

    赤ちゃんのころから検診をする3つのメリット

     
    ●虫歯や歯並びの異常に早期を気づくことができる
    赤ちゃんの歯が生え始めたころから、むし歯になるリスクはあります。
    毎日歯磨きをしていても苦手な部分は磨き残しが残ったり、歯磨き自体を嫌がったりする子も少なくありません。
    赤ちゃんに異常や気になるところがなくても、定期的に検診を受けることで、もし虫歯や異常があった場合に早期に発見することができます。
     
    ●授乳・離乳食・仕上げ磨きについて正しい方法を確認できる
    赤ちゃんの歯磨きの仕方はもちろんですが、授乳のタイミングや離乳食の開始時期など適切なタイミングをお話できます。
    毎日の食事や食べ方がお口の健康につながっています。正しい知識を得て、お子さんのお口の健康の参考にしてくださいね。
     
    ●歯医者に慣れることができる
    虫歯が見つかって歯医者に通院すると、歯医者はむし歯を治療するところというイメージがついてしまいます。
    そして、低年齢のお子さんはすぐに治療をすることが難しいケースがほとんどです。
    小さいころから歯医者に通う習慣をつけておくと、痛くないため通院がスムーズにいきますし、慣れている分むし歯の治療に対する抵抗が少ないです。
    また、定期的に通うことで大きなむし歯ではなく、小さなむし歯の段階で見つけることができるため、治療も簡単に短時間で行うことができます。
     
     
    むし歯になってから通うのではなく、むし歯にならないようにケアをする考え方が浸透してきています。
    お子さんの歯のむし歯を作らないためにも、赤ちゃんからのケアをおすすめしています。

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    歯周病予防はプラークコントロールから始まる

    2023年10月3日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

     

    歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は細菌の集合体のようなものであり、水でうがいするだけでは完全に取り除くことができません。
    プラーク(歯垢)を取り除くためには、何よりも日々の歯磨きが非常に大切になります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ・歯周病の原因となるプラーク

    人の体の中には様々な細菌が生息しています。
    お口も例外ではなく多くの細菌がいます。
    この細菌が密集して歯の表面や歯と歯茎の間に付着しているのがプラーク(歯垢)です。
     
    プラークを触ったことがある方もいるかもしれませんが、粘着性が高く非常にべたべたしたものであるためしっかりと歯磨きをしないと落とすことができません。
    そして、このプラーク1mgあたりには、約10億個もの細菌が存在しているとされ、その中に歯周病菌が含まれており、プラークを放置してしまうと炎症を起こし歯周病になってしまいます。

     

    重要なのはプラークコントロール

    プラークコントロールとは、プラーク(歯垢)を除去してお口の中の環境を清潔に保つことです。
    簡単に言ってしまうと毎日きちんと歯磨きをしましょうということですね。
    すでに歯面に付着しまっている汚れを取り除くことは勿論ですが、今後作られるプラークをいかに歯に付着させない口腔内環境を作るかも大切です。
     
    先ほども記載しましたが、プラークコントロールは、毎日の丁寧な歯磨きが最も大切です。
    通常の歯磨きの場合では5,6割程度しかプラークを除去することができません。
    そこで必須アイテムとなるのがデンタルフロスや歯間ブラシになります。
    これらの道具は歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間のプラークをごっそりと除去することができます。

    ちなみにですがデンタルフロスを通した際に出血を伴う場合は歯周炎になっている可能性もありますので注意が必要です。
    これらのアイテムを使用してやっとプラーク除去率が8,9割程度となります。

     
    では、残りの2割はどうすればいいのでしょうか?
    答えは歯科医院で受ける定期検診になります。
    歯科医院ではプロがしっかりと専用の器具を使用してセルフケアではどうしても取れない歯垢が固まってしまった歯石の除去や、
    プラークが付着しにくいように歯の表面のお掃除までしっかりと行います。

    これら全てを行うことで完璧なプラークコントロールと言えるのではないでしょうか。

    歯科医院では適切なブラッシングの指導なども行っていますので、日々のセルフケアと歯科医院での定期検診を上手く利用して健康な口腔内環境を手に入れましょう。

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