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  • 歯磨きをしなくても虫歯にならない人がいるのはどうして?

    2024年7月4日

    こんにちは!
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    お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

    一生懸命歯磨きしているのにすぐに虫歯になってしまう、という人もいれば、全然磨かないのに虫歯にならない人もいます。
    歯を長持ちさせるには「歯磨きが大事」と言われますが、このような例を見ると、本当に歯磨きに意味があるのかな?と思ってしまいますよね。

     

    なぜこのような違いが起こってくるのでしょうか?
    今回は、虫歯をできやすくする要素とはいったい何なのか?ということについてお伝えしたいと思います。

    虫歯のなりやすさを決める要素

    虫歯ができるかどうか、というのは、次の三つの要素によって決まってきます。 

    ・歯質の弱さ
    ・糖の摂取量の多さ
    ・虫歯菌の多さ
     
    この三つの要素が重なり合い、そこに時間の経過が加わると、虫歯が発生すると言われています。

    歯質の弱さ

    歯質の強さは個人差があり、それは遺伝によるもの、偏った食生活など、後天的な原因によるものなど様々です。

    歯質が強い人は、甘いものをたくさん食べても、歯磨きをあまりしなくても歯が強いので、虫歯にもなりにくいです。

    糖の摂取量の多さ

    甘いものは虫歯リスクを高めますが、甘くなくても炭水化物などの糖質は同様に虫歯菌の餌となるため、摂取量が多くなると虫歯リスクが高くなります。

    反対に、糖をあまり摂取しない人は虫歯菌の餌が少なくなるため、虫歯になりにくくなります。

    虫歯菌の多さ

    虫歯菌は、寄り集まって歯の表面に歯垢として付着し、糖から酸を作って歯を溶かします。
    虫歯菌の多さは人によって個人差があり、親から虫歯菌をもらう年齢が早いほど口の中に定着している虫歯菌も多いと言われています。
    虫歯菌が少ない人は、糖から酸が作られにくくなるので、虫歯はできにくくなります。

    糖質を控え、予防ケアをしっかりと行うことが大事

    歯磨きをしているのに虫歯がすぐにできてしまう、という人は、歯の質がそもそも弱い、糖質の摂取量が多い、虫歯菌が多い、というようなことがあるかもしれません。 

    虫歯になりやすい人は、まずは糖質の摂取を減らすなど、できるところをまずやってみることをお勧めします。

    虫歯菌が多いかどうかは唾液検査で分かりますので、歯科医院で相談してみましょう。歯の質に関しては、遺伝的なものも関わっている可能性があるので、すぐに改善は難しいですが、歯科医院でブラッシング指導を受けて効率よく磨けるテクニックを身に着ける、定期的なクリーニングを受けるといったことでカバーすることが可能です。

    なかなか一人で改善が難しいという場合には、歯科医院で相談してみましょう。

    子供の歯に歯石が付きやすいんですがどうすればいいですか?

    2024年7月2日

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    歯石のつきやすさは人それぞれ違いますが、これはお子さんに関しても同様で、歯石を取ってもすぐについてしまう、という場合があります。 

    歯石は硬くなると自分で落とすことも難しくなるので歯医者で取る必要性が出てきますが、歯石のつきやすい人の場合、そんなに頻繁に歯医者に行っていられない、ということもあるでしょう。

    歯石がつきやすい場合、それは体質が関係している部分も多いですが、対策次第でつきにくくすることも可能です。

    今回はお子さんの歯石がつきやすくなる原因、そしてその対処法についてご紹介します。

     

    お子さんの歯石が溜まりやすい場合の原因

    歯磨き不足

    歯石がつく原因は、歯の周囲に溜まった歯垢、それが唾液のミネラルによって石灰化してしまうことです。つまり、歯磨きが不十分な場合、歯垢が溜まり、それがやがて硬くなりやすいといえます。 

    歯磨きをしているのについてしまう、という人もいますが、実際には「磨いているつもりで実は磨けていない」ということがほとんどです。

    特にお子さんが自分で歯磨きをしていて親御さんが仕上げ磨きをしていない場合、大事なところが磨けておらず、そこに歯石が溜まってしまうというケースを多く見かけます。

    唾液の質によるもの

    唾液のphが酸性に傾いているか、アルカリ性に傾いているか、というのも歯石のつきやすさに関係します。アルカリ性寄りの唾液の人の場合、一般的に歯石が溜まりやすい傾向があります。

    食生活

    歯石の元となる歯垢の正体は、お口の中の細菌の塊です。お口の細菌は糖分が大好物なのですが、甘いものや糖質の多い食生活では細菌が増え、それが歯垢となって歯の表面に付着しやすくなります。

    歯並び

    歯並びが悪く、ガタガタに重なっている場合、引っ込んでいる部分には歯ブラシの毛先が当たりにくいため、その部分は他の場所に比べて歯石が溜まりやすくなります。

    お子さんの歯石に対する対処法

    子どもだし、歯石は取らなくてもいいかな・・と思う方もいるかもしれません。
    ですが歯石をついたままにしていると、歯肉炎や口臭の原因にもなるため、なるべく放置せず、ついたら歯科医院で除去してもらうようにしましょう。 

    歯石をつきにくくするためには、次の方法を試してみてください。

    歯石の溜まりやすい部分を重点的に磨く

    まず、歯石の前身である歯垢は歯と歯茎の境目部分に溜まりやすいので、そこは外さずに磨きましょう。また、歯石になりやすいのは唾液腺の近くの部分、特に下の歯の裏側ですので、その部分は特に意識して磨くようにしましょう。

    定期クリーニングを受ける

    歯石は放置している期間が長いほど硬くなり、取りにくくなります。また、ざらついた表面にさらに歯垢が溜まりやすくなり、そこがまた歯石に変わってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

    そのため、歯石がつきやすい方は定期検診のたびにクリーニングを受け、汚れがやわらかいうちにとっておくことをオススメします。

    矯正治療を検討する

    歯並びが悪い場合、歯ブラシが当たりづらい場所に歯石がつきやくすく、その状態を放置していると、大人になった時に歯周病にかかって歯を失いやすくなるリスクもあります。そのため、歯並びが悪い場合には矯正治療を受けておくのがベストです。

     

    大人むし歯が増えてきています。

    2024年6月27日

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    近年、口腔ケアの意識の高まりから成人の残存歯は増えてきているのですが、残る歯の本数が多くなった分、大人のむし歯になる方が増加しています。
    大人のむし歯は痛みのないまま進行することが多く、気づいた時にはすでに症状が進行してしまい歯を失う原因にもなりますので注意が必要です。

    そこで今回は、大人のむし歯に多い、歯茎が下がった部分にできる「根元むし歯」と、治療済みの歯に再びむし歯ができる「二次むし歯」についてお伝えしたいと思います。

     

    〇根元むし歯とは

    加齢や歯周病などで歯茎が下がり、露出した歯の根元の部分に歯垢(プラーク)が付着することでできるむし歯で、

    根面う蝕(こんめんうしょく)と言います。歯茎が下がると、今まで歯茎の中に埋まっていた象牙質という組織がむき出しになります。

    象牙質はお口の中の細菌の酸に弱く、露出した部分はむし歯になりやすいです。

    自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行していることが多く、

    進行してしまうと歯が根元から折れてしまい、抜歯になることもあります。

     

    根面う蝕は、40代で急増し、以降加齢と共にリスクが高まります。根面う蝕を予防するためには、

    歯茎を下げないことと、フッ素の利用が効果的です。

    歯茎が下がる原因となるのが歯周病です。歯科医院で定期的にメンテナンスや検査を行いましょう。

    また、歯磨きの際に力を入れすぎると歯茎が下がる原因になりますので、優しく丁寧に磨きましょう。

    定期検診では、自分に合ったブラッシングの方法も教えてもらうことができます。

     

    また、根面う蝕対策には、高濃度(1450ppm)フッ素配合の歯磨き剤が効果的です。フッ素で歯を補修する力を強化しましょう。

    高濃度フッ素配合の歯磨き剤は、フッ素をお口の中に長時間残すため、うがいは1回が推奨されています。

    少量の水でしっかりと1回うがいをしましょう。

    うがい1回では不安な方には、ダブルブラッシング法という方法があります。

    1回目のブラッシングは好みの歯磨き剤で通常の磨き方で何度かうがいを行い、

    2回目のブラッシングで高濃度フッ素配合の歯磨き剤を歯全体に広げるように磨き、少量の水で1回うがいを行う方法です。

     

    〇二次むし歯とは

    過去にむし歯治療を行った部分が再びむし歯になることで二次カリエスともいいます。

    二次むし歯は、詰め物や被せ物の治療をした後、長い年月が経ったときに、

    経年劣化などにより詰め物や被せ物と歯の間にすき間が生じ、その隙間からむし歯菌が入り込んで、

    詰め物や被せ物の下でむし歯ができます。二次むし歯は非常に見つけにくく、

    見つかったときには症状がかなり進んでしまっていることが多いためこちらも注意が必要です。

    お口の中に詰め物や被せ物があるという人は、歯科検診で定期的に状態をチェックすることが大切です。

     

    大人のむし歯は自覚症状のないまま進行することが多いため、痛みや違和感がでてからではなく、

    定期的に歯科医院でお口の状態をチェックし、お口のケアを行っていきましょう。

     

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    デンタルフロスはなぜ使用する必要があるの?

    2024年6月25日

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    歯科医院で歯科衛生士や歯科医師から歯磨きをする時にデンタルフロスを使用するように言われたことはありませんか。

    だけど、デンタルフロスはそもそも使用する必要があるのかと疑問に思われる方も多くいらっしゃると思います。

    そこで今回はなぜ、デンタルフロスが必要なのかをお伝えしたいと思います。

     

    ・歯ブラシだけでは汚れが落ちない

    まず、はじめにお伝えしたいのが歯ブラシだけのケアだと不十分であるということです。

    どれほどかというと、歯の汚れのおおよそ60~70%割程度しか落とすことができません。

    残りの30%以上はどこかというと、歯ブラシが届きにくい「歯と歯がくっついているところ」と「歯の根元」です。

    この場所が虫歯や歯周病菌の温床となります。

    左右を歯で挟まれた部分や歯の根元には歯ブラシの毛先が届かないので、細菌が多く存在する場所です。

    そんな時にデンタルフロスが効果を発揮します。直接狭い歯のすき間に入り込むので、汚れをしっかりと取ることができます。

     

    ・デンタルフロスの使用時期、使い方について

    毎食後、歯ブラシで歯を磨いた後にデンタルフロスを使うのが理想です。でも、実際は難しいと思います。

    まずは寝る前をしっかりするようにしましょう。寝ている間は、唾液があ少なく菌が繁殖しやすくなります。

    寝ている間に菌を増やさないために、寝る前に歯垢をしっかり取り除いておく必要があります。

     

    デンタルフロスを歯磨き前にする方が望ましいですが、習慣化することを最重要にしていきましょう。

     

    デンタルフロスにもいろいろな種類がありますが、糸巻きの物を使用されるときに、一番初めに疑問に思うのが何センチ必要なのか?があるかと思います。

    だいたい目安で40cmぐらいです。

    指先から肘まで伸ばした長さがそれぐらいの長さになります。

    それから両手の中指に巻き付け、親指と人差し指で挟んで持ちます。

    歯間に入れる部分を2~3cmほど空けて持って歯と歯の間に入れます。

    この時にフロスを入れるだけで汚れが取れると思われる方が多くいらっしゃいますが、

    それだと十分に歯と歯の汚れを取ることはできません。

    歯間に差し込むときは、フロスを持ったまま手を左右交互に動かしながら

    歯ぐきの根元を傷つけないように気を付けながらゆっくりと入れていきましょう。

    歯間にデンタルフロスが入ったら、どちらかの歯の側面に糸が当たるようにフロスを押しつけながら、

    上下に動かして汚れを取っていきます。大体5回程度動かします。

    次に反対側に糸を当て、同様に5回程度動かします。

    綺麗になったらフロスを抜き、全体も同じようにします。

    フロスが歯に通したときにすぐ切れてしまう場合は、以前に治療をした虫歯治療の被せものが合っていなかったり合わなくなった、

    虫歯ができて歯と詰め物、被せ物に段差ができていたりして、フロスが引っ掛かってしまい切れた可能性があります。

    そういった段差や欠けは、細菌の住みやすい場所になるため、

    放置をしたままにしていると虫歯になることがあります。早めに歯科を受診するようにしましょう。

     

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    歯並びと活舌の関係性

    2024年6月20日

     

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    小さな子どもが話すときに少々舌ったらずでもかわいいものですね。
    5歳くらいになると大人と同じように発音ができるようになります。
    しかしある程度過ぎても発音が上手くできず、滑舌が悪いと少し問題があります。
    滑舌が悪くなる原因は、「舌の位置」と「歯ならび」に問題があることが多いです。
    そこで今回は滑舌に影響する舌の位置と歯ならびの症状、治療法についてお伝えしたいと思います。

    舌の位置に異常がある場合

    舌の裏にある筋が短い場合や舌の先にまで筋が伸びて付いている場合、滑舌が悪くなってしまいます。
    舌をベーっと前に出した時に舌の先がハート型に割れてしまう場合は舌の筋に異常があると考えられます。
    このような場合、8歳くらいまで舌の筋を伸ばすトレーニングなどを行ったり様子を見ますが、それでも改善されない場合は、舌の筋を切って舌の動きを良くします。

     

    歯ならびに異常がある場合

    歯ならびが発音に影響を与える理由は、主に歯のすきまから息が漏れることにあります。
    乳歯のときに上下の前歯が噛み合っていない、受け口、歯ならびがガタガタで永久歯の生えるスペースが足りないと判断される場合は要注意です。
    子どもの歯ならびは、6~8歳頃の歯の生え変わりの時期によって変化しますが、特に前歯のすきまが「ハの字」になるように大きなすきまが開きます。
    この時期におこる一時的な歯ならびの変化には問題はありません。

     

    歯ならびを治すためには歯列矯正

    乳歯の頃から歯ならびに問題がある場合、永久歯が生え変わる前から歯列矯正を始めることで、永久歯が正しい位置に生えるのを誘導します。
    また永久歯が生えそろった後すぐに歯列矯正を始めることで、身体の成長が終わるまでコントロールすることができます。

     

    歯列矯正を行うことでこんなメリットも!

    歯列矯正は歯ならびを整えるだけではありません。
    歯ならびが整うことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい環境になります。
    歯ならびが悪いと噛み合わせも悪くなり、顎や顔、姿勢のズレにもつながってしまいます。
    歯列矯正はなるべく早くから始めた方がメリットが大きいです。
    大人になって「子どものときから歯列矯正を受けておけば良かった」「歯ならびが悪いから口元を見られたくない」と歯ならびに対してコンプレックスをもっている人は多く、最近では大人の歯列矯正も流行っています。
    口元に対するコンプレックスをなくし、自信をつけさせてあげるためにも子どもへの歯列矯正について考えてみましょう。

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    歯を丈夫にするにはカルシウムだけではなくビタミンも必要です

    2024年6月18日

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    歯を強くするために必要な栄養素と言われると皆さんはカルシウムが一番最初に思い浮かぶのではないでしょうか?
    もちろんカルシウムも大切ですが、実はそれだけではダメだということを知っていますか?
    カルシウムのパワーを十分に発揮するために必要となるのが、「ビタミンA・C・Dです」。ここでは、各ビタミンがどのような働きをしているのか、どうして必要なのかをお伝えします。

    ビタミンA・Cが必要な理由とは?

    ビタミンA・Cは、歯のエナメル質や象牙質の元となる成分です。
    そのため、カルシウムだけをいくら摂取しても、本当の意味で強い歯にはなりません。
    ビタミンAは、たまごやバターなどの乳製品や、牛などの肝臓(レバー)に多く含まれています。
    ビタミンCは、基本的に果物や野菜に含まれているため、摂取しやすいと感じる人も多いでしょう。
    ただし、熱に壊れやすい性質があるため、生で食べることをおすすめします。またサプリメントで摂取する場合は、過剰摂取に気をつけてください。

     

    ビタミンDが必要な理由とは?

    カルシウムを体に吸収しやすくする、歯の石灰化を手伝うなど、強い歯を作るためには必須となる栄養素のひとつが、ビタミンDです。
    干ししいたけやえのき、しめじなど、きのこ類に特に多く含まれています。
    ビタミンDが足りない状態では、いくらカルシウムを含む食品を取り入れても、体内には摂取されませんのでご注意ください。

    さらに、適度に紫外線に当たることでよりカルシウムは吸収されやすくなります。
    日頃家の中や会社の中にいることが多い人も、1日あたり10分ほどは外に出て、太陽の光を浴びることをおすすめします。

     

    強い歯を作るためには摂取栄養素のバランスが重要

    今回「ビタミンA・C・D」の重要性についてお話しましたが、強い歯を作るために何より大切となるのが栄養素のバランスです。
    しかし、毎日バランスの良い食生活を送り、しっかりと栄養が摂取できているか確認するのは難しいもの。
    その場合は、1日単位ではなく1週間単位で考える癖をつけましょう。強い歯は1日で出来上がるものではありません。
    そして無理にメニューを考えすぎて、ストレスがたまり諦めてしまっても意味はありません。今の自分の食生活で、どの栄養素が不足しているのか、まずは内容を見直した上で対策を立てることをおすすめします。

    また、歯の弱さが気になる方は歯医者さんにも相談してみると良いでしょう。歯が弱い原因と共に、対策方法や日常生活の改善方法のアドバイスがもらえることもあります。

     

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    再発虫歯を予防するためにはどうすればいいのでしょうか?

    2024年6月13日

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    虫歯治療をしたところが再発してしまう、ということは、残念ながらよくあります。せっかく虫歯治療したのに、またできてしまうとショックですよね。虫歯の場合、再発してしまうと、元々よりもさらに深い部分が虫歯になってしまうので、さらに歯の状況は悪化してしまいます。

    ですが、治療した部分に虫歯が絶対再発するのかというと、必ずしもそういうわけではありません。

    虫歯が再発しないように対策をすることで、なるべく虫歯の再発に悩まされない生活を送ることも可能です。

    今回は、虫歯治療をした部分に再発を起こさないためにはどうしたらいいか、その対策についてご紹介していきます。

    虫歯の再発が起きやすくなる状況

    一般的に、

    ・.甘いものをよく食べる人
    ・間食が多い人
    ・あまり噛まずにやわらかいものばかり食べている人
    ・歯磨きをきちんとしていない人
    ・歯並びが悪い人

    は、虫歯ができやすい、再発しやすい傾向があります。

    虫歯は虫歯菌が糖を餌としてプラークを作り、そのプラークに含まれる酸が歯を溶かしてしまうものなので、糖分がお口の中に長く停滞していたり、プラークが取り除かれにくい状況にあったりすると、それだけ虫歯のリスクは高くなります。

    それに加え、なんらかの原因で唾液が減っている場合、お口が乾いてしまう場合にも、お口の自浄作用が落ちてプラークが溜まりやすくなり、虫歯のリスクが高くなります。

    唾液が減る、お口が乾燥する原因としては、加齢、口呼吸、喫煙、飲酒、薬の副作用、放射線治療といったことがあります。

    また、再発に関して言えば、治療に使用されている素材も大きく関係してきます。
    例えば、劣化しやすい銀歯やプラスチックなどで治療がなされている場合には、劣化が起こりにくいセラミックと比べるとやはり劣化した部分から虫歯が起こりやすくなります。

    虫歯の再発をさせないための対策

    虫歯の再発をさせないためには、まず、プラークがたまらないようにすること、そのためには、糖分の摂り方に気をつける、歯磨きを丁寧に行うというのは必須です。

    その上で、お口が乾燥しがちな人は、乾燥を招くような口呼吸や喫煙、飲酒といった改善できるところは気をつける、どうしても薬や病気の治療で仕方がない場合には、毎日の口腔ケアをより念入りに行う、歯科医院でこまめにクリーニングを受けるなどの対策も必要になってくるでしょう。

    歯並びが悪くて歯磨きがうまくできない場合にも、同様に、通常より丁寧なケアをするか、もしくは矯正治療をして虫歯になりにくい環境にすることを検討してみるのもいいかもしれません。

    以上のような対策をする事で、かなり虫歯の再発リスクを減らすことはできますが、より一層リスクを下げたいという場合には、劣化のしにくいセラミックを選ぶ、というのも選択肢の一つです。

     

     

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    インプラントなどの人工歯はホワイトニングできますか?

    2024年6月11日

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    ホワイトニングは、歯を白くする処置です。天然の歯だけではなく、人工の歯もホワイトニングで白くしたいという方もいるでしょう。人工歯は天然の歯と同様に黄ばむため、目立つところの人工歯が黄ばむことで口元が気になる方もいます。そこで、今回は人工歯が黄ばむ原因や人工歯もホワイトニングできるのかについて解説します。

     

    人工歯が黄ばむ原因

     

    人工歯には、レジンやセラミックなどさまざまな種類があります。このうち、レジンは自然に劣化して黄ばみやすいとされています。セラミックはレジンよりも黄ばみにくいのですが、それでも永久に白さを保つことはできません。人工歯の黄ばみは、天然歯の黄ばみと同じく目立つため、しっかり対処していきたいところでしょう。

    人工歯はホワイトニングできない

    天然歯であれば、黄ばんだときにホワイトニングをすれば白い歯を取り戻せます。しかし、人工歯は天然歯と構造が異なるため、ホワイトニングでは白くできないのです。そのため、ホワイトニング以外の方法で歯を白くすることになります。

    人工歯を白くするホワイトニング以外の方法

    人工歯を白くする方法は、次の3つです。

    ■歯のクリーニング
    歯科医院で歯のクリーニングを受けることで、人工歯の表面の汚れや着色を取り除けます。ただし、レジンの黄ばみは歯の表面だけのものではないため、高い効果は期待できません。セラミックであれば、歯のクリーニングで十分に白くできるでしょう。

    ■ホワイトコート
    歯医者でホワイトコートの施術を受けることで、白い人工歯を取り戻せます。ただし、表面をコーティングしているだけであるため、約1ヶ月で効果が失われます。

    ■歯のマニキュアを塗る
    歯のマニキュアは、歯を白く塗ることで黄ばみを隠す方法です。ただし、色ムラなく塗ることが難しいため、逆に目立つようになる可能性があります。

    歯科医院によって導入している治療法・施術が異なり、費用にも差があります。

    いずれも一時的な対策にしかならないため、白さを維持しやすいセラミック素材の人工歯を選ぶことをおすすめします。ただし、セラミックは費用が高くなりやすいため、メリットとデメリットや予算を考慮して選ぶことが大切です。

    人工歯はホワイトニングできませんが、セラミック素材であれば歯のクリーニングで白くできる可能性があります。また、応急処置としてホワイトコートや歯のマニキュアを塗る方法もあるため、そのときの状況や人工歯の素材に合わせて対処しましょう。

     

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    歯周病に効く薬はないのでしょうか?

    2024年6月6日

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    現在、日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病です。その罹患率を年代別に調べると、その年代全体に占める割合は、15歳から24歳が20%、25歳から34歳で30%、35歳から44歳で40%、55歳以上で55〜60%です。

    世界で最も蔓延している病気としてギネスブックにも認定されており、
    21世紀に入ってその研究が加速すると、脳血管疾患、心血管疾患、がん、骨粗鬆症、慢性関節リウマチなどの原因になっていることが分かってきました。

    歯周病は細菌が原因の感染症になります。
    感染症と聞くとワクチンや抗生物質を使用すれば治るのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。

    しかし、残念なことに現在、薬で歯周病が完治することはありません。抗生物質を飲むと一時的に症状は治りますが、時間が経つと歯周病原菌は増えて同じ状態になります。
    ずっと抗生物質を飲み続ければ良いのです。・・・が、耐性菌ができて、薬が効かなくなるばかりか、人に有益な細菌まで死滅させてしまい、体調不良を招く可能性があります。

    歯周病の研究は続けられており、歯周病を引き起こす「悪玉菌:レッドコンプレックス」も特定されてきました。
    将来的に歯周病を薬で治せる日が来ることも考えられますが、現代人にとって歯周病に対するには毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのチェックが最重要になります。

    何はともあれ、歯周病は細菌が大きく関わっている感染症で生活習慣病なので、健やかな毎日のために、歯と歯茎の境目を意識した『あなたに合った歯磨きを』、専門家である歯科衛生士さんのアドバイスを参考に、身につけましょう。

     

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    〒453-0861
    名古屋市中村区岩塚本通り4-37
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    歯の食いしばりは歯へのダメージだけではありません

    2024年6月4日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
    友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、

    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、
    お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

    皆さんは緊張を解いてリラックスしてくださいといわれたら何を思い浮かべますか?
    ストレッチをする、音楽を聴くなどいろいろあると思います。実はお口の中でも無意識の緊張が起きていることがあります。

    それが食いしばりです。

    考え事をしていたり、集中しているとき、眠っているときなど様々なときにおきますが、本来歯と歯はふれ合っていません。
    今お口を閉じて歯と歯が触れ合ったほうが楽に感じる方は要注意です。

    食いしばりが癖になると…

    食いしばり・歯ぎしりによって起こるトラブルは、歯に負担がかかることで起こる歯の損傷や知覚過敏、虫歯のほか、歯と歯茎の間に隙間ができて歯周病が進行する、顎の靭帯や筋肉に負担がかかることで起こる顎関節症、顔の筋肉が疲労する影響で起こる頭痛、肩こり、睡眠の質の低下に伴うけん怠感、歯並びや噛み合わせの悪化など、歯と顎を中心に体全体にトラブルが起こります。

    改善・治療法

    食いしばりや歯ぎしりの改善や治療は、原因の解消と、歯や顎にかかる負担の軽減と対策を同時に行う必要があります。

     

    【ストレス緩和】

    食いしばりや歯ぎしりの原因の多くは日常のストレスです。ストレスをためないために趣味を持つ、就寝前に半身浴やアロマなどでリラックスする、適度な運動でリフレッシュするなど、積極的なストレス緩和をはかりましょう。

     

    【癖の見直し】

    スポーツなどで力を込める機会が多い人は歯を食いしばる癖がついていることがあります。

    また、食事をするときに片方の歯だけで噛む癖が原因で顎の筋肉に負担がかかり、食いしばりなどを招くこともあります。日常的に歯を食いしばったり片噛みしたりしていないか注意し、癖をなくしていくよう意識しましょう。

     

    【歯科治療】

    虫歯や差し歯・入れ歯などの不適合、歯並びの悪さが原因で食いしばりや歯ぎしりが起きている場合、歯科治療で噛み合わせを調整する必要があります。

    また、食いしばりや歯ぎしりで歯が損傷している場合も治療が必要となります。

     

    【就寝用のマウスピース着用】

    ストレス緩和や癖の見直しは時間がかかるため、食いしばりや歯ぎしりによる歯や顎への負担をすぐに緩和することができません。就寝用のマウスピースを着用すれば、マウスピースがクッションの役割をして歯を保護、顎などにかかる負担を緩和す

     

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