2024年1月9日
こんにちは! いわつか歯科クリニックです。
いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、 友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、
地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。
硬い食べ物やお箸、フォークなどが当たった時はもちろん、自分では思い当たる出来事がないにもかかわらず、唇の横が切れてしまう場合もあるかもしれません。
今回はその原因と予防方法についてお伝えしたいと思います。
唇の両端、上唇と下唇とが繋がる部分を口角(こうかく)と言いますが、そこに炎症が起きるものを口角炎と言います。
切れて出血してかさぶたになったり、口を開けるときに痛みを感じるため、大きく口を開くことができなくなります。
ほかに唇が切れてしまう原因として考えられるものは、口唇炎や口内炎、口唇ヘルペスなどが挙げられます。
(1)唇の乾燥
空気が乾燥する季節になると、外気にさらされる唇は乾燥しやすくなります。
冬は唇がよく乾く、と感じる方も多いのではないでしょうか。
唇が乾燥すると口角炎になりやすいので注意が必要です。
唇を舐めても、余計に乾燥してしまうことになりますので、癖になっている方は気をつけてください。
(2)免疫力の低下
ストレスや疲労などにより免疫力が低下すると、カンジダ菌というカビが繁殖しやすくなります。
そうした状態が長時間続くと、カンジダ菌の感染により口角炎が起きやすくなり、口角が赤くなったり切れやすくなります。
(3)ビタミンの不足
ビタミンB2、B6などの栄養素は、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。
…などの理由によりビタミンが不足してしまうと、口角炎ができやすくなります。
(1)口角など口の周りを清潔に保つ
まずできることは、口角を清潔に保つことです。
肌が弱いなど、洗顔フォームなどを使って顔を洗う際には、口角のあたりもしっかり洗って、清潔に保つようにしましょう。
(2)しっかりと保湿すること
洗顔の後や、屋外で過ごす時は、口角も乾燥しやすくなります。
保湿クリームもしっかりと塗って、乾燥から守るようにしましょう。
(3)栄養バランスのよい食事を心がける
食事に好き嫌いのある方も、食べられる中でできるだけバランスよく食事することを心がけましょう。
できれば野菜をしっかり摂取したいものです。
また、マルチビタミン剤などのサプリメントを併用することも1案です。
もし口角炎になってしまったら、まずは口角のあたりを清潔にして、保湿することを心がけてください。
せっけんや洗顔フォームを使って洗っても構いませんし、痛くてしみるという場合は、温かいぬるま湯だけで洗顔しても構いません。
また、食事も酸味などの刺激物を減らす、もしくは避けるようにして、口角を安静に保ちましょう。
数日様子を見て、改善しない、悪化するという場合は、近くの歯科医院や皮膚科を受診して相談しましょう。
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