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  • 矯正装置を外した後に歯の位置が戻ってしまう「後戻り」に注意しましょう

    2023年12月12日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
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    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

     

     

    歯科矯正後に発生するトラブルの1つに「後戻り」があります。これは歯科矯正を始める前の位置に歯が戻ってしまう現象ですが、そもそもなぜ後戻りが発生するのでしょうか。
    今回は、後戻りの原因や対象法をくわしくお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    歯列矯正における「後戻り」とは?

    歯列矯正における「後戻り」とは、せっかく理想的な場所まで移動した歯が、歯列矯正を始める前の位置に戻ってしまう現象です。
    後戻りは歯列矯正において頻発するトラブルであり、特別に珍しいことではありません。
    矯正装置を取り外した直後はまだ歯や骨が不安定な状態なため、リテーナー(保定装置)を装着して固定する必要があります。
    後戻りはリテーナーの使用を怠った場合や、リテーナーの使い方を誤って使用し続けた場合に生じやすいため、歯が動き終わった後も担当医師の説明によく耳を傾けて、指示を守ることで後戻りすることを防げます。

    リテーナー以外で後戻りする原因

    後戻りが起こる原因は先述したリテーナー以外にもあります。主に以下のようなことがあげられます。

     

    親知らずが歯を圧迫してしまう

    親知らずは横や斜めなどの生え方をしている場合があります。親知らずが歯の前方に向かって傾いている場合、親知らずが移動させた歯を圧迫して押し戻すケースは珍しくありません。状況に応じて抜歯も視野に含み、対応を検討するのがおすすめです。

     

    口呼吸・舌癖などの悪癖が改善されないままでいる

    歯並びを乱す悪癖が残ったままだと、せっかく歯列矯正を行ったのに無意味になりかねません。たとえば「口呼吸」が習慣付いて口を開く癖が付いていると、せっかく矯正した歯並びが再び乱れてしまう原因になってしまいます。また「舌癖」にも注意が必要であり、舌で前歯を押し出す癖があると、出っ歯を誘発することにもなります。

     

    歯周病により歯槽骨が不安定

    歯は「歯槽骨」によって支えられていますが、歯周病になってしまうと歯槽骨が弱り、歯がグラグラと揺れたり、動いたりしやすい状態になってしまいます。歯列矯正の直後は歯が動きやすい状態なので、歯周病により歯槽骨がダメージを受けていると、健康な人と比べてより後戻りしやすくなってしまいます。

    後戻りしないための対処法

    リテーナーを正しく装着する

    リテーナーは「期間」と「方法」を正しく守って装着する必要があります。必要な保定期間は目安として2~3年で、医師の診断なく自己判断でリテーナーの使用を止めるのは厳禁です。

    口呼吸・舌癖などの悪習癖を改善する

    先述したとおり、口呼吸・舌癖がある場合は、癖なので意識的な改善が大切になります。
    しかし、それだけで解決できない場合はMFT(口腔筋機能療法)による訓練で解決をするのがおすすめです。

     

    口腔環境を衛生的に保つ

    歯周病も歯列を乱す原因になると先述しました。この問題を避けるためには、歯磨きによって口腔環境を衛生的に保つ以外に方法がありません。食後の歯磨きを徹底して、歯周病にならないように気をつけましょう。

     

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    シーラントってどんな治療なの?

    2023年12月6日

    こんにちは!
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    お子さんの虫歯予防の選択肢として「シーラント」があります。
    しかし、「シーラント」と言われても何をおこなうのか不明な方も多いのではないでしょうか?

    そこで今回は「シーラント」についてお伝えさせていただきます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    奥歯の溝を埋める虫歯予防方法

    シーラントは生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋めることで汚れが付着しにくくする予防方法です。

    奥歯は歯磨きの際に歯ブラシが届きにくいため、虫歯になりやすい場所になります。
    そのため溝を埋めることで汚れが溜まりにくくなり虫歯になるのを予防する効果があります。

    また、シーラントはフッ素も含まれているため歯の表面を強化する副次的効果も見込めます。

    シーラントの治療方法

    ①歯の清掃
    まずはキレイに歯を清掃します。汚れが残ったままプラスチック樹脂を流し込んでしまうと、その汚れが虫歯の原因となってしまうこともあります。
    そのため、シーラントをおこなう歯は治療前に必ず清掃をおこないます。

    ②薬(接着目的)をつける
    プラスチック樹脂をただ流し込むだけではしっかりと固定できません。
    歯の溝にしっかりとシーラント剤が接着するように、専用の薬品をつけていきます。

    ③シーラント剤を流し込んで固める
    シーラント剤を歯の溝に流し込んで、光を当てることで固めます。
    固め終わった後に噛み合わせのチェックを行い問題がなければ終了です。

    治療後は歯の凸凹していた部分がつるつるで違和感があるかもしれませんが、汚れが付きにくく、さらについた汚れも落としやすくなっています。

    シーラント後もしっかりと歯磨きをしよう

    シーラントはあくまで奥歯の溝を埋めて、虫歯になりにくくするためのものです。
    シーラントをおこなったからといって虫歯にならないわけではありませんので注意が必要です。
    虫歯予防の基本は丁寧な歯磨きです。しっかりと毎日のセルフケアを行い定期的に歯科医院で診てもらうことで1本でも多くご自身の歯を残していくことができます。

     

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    あなたは大丈夫?口臭予防と対策

    2023年12月6日

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    皆さんは口臭を気にされていますか?
    自分の臭いについては意外と気づかないものではありますが口臭については別です。
    口臭はたとえ自分のものであったとしてもかなりの確率で気づくことができます。

    そこで今回は口臭対策についてお伝えしたいと思います

    第一にすべき対策は、口の中をいつも清潔にすることです。口臭を防ぐには口の中の環境を整えておきましょう。
    強い口臭の原因は歯周病が大きな原因です。起こさないためにも毎日の歯磨きをしっかり行いましょう!

    口臭は、朝起きた時やストレスがある時に唾液が減り臭いがする時があります。また、胃腸の調子も口臭と関わりがありますので予防していきましょう。

    ■唾液の分泌を増やす
    唾液は食べ物の消化を助けたり、口の中の粘膜を保護したり、外からの細菌を撃退し感染から守るほか、口の中の汚れを洗い流す洗浄・自浄作用があります。
    そのため、唾液の分泌量が減って口の中が乾くと、洗浄・自浄作用が低下して口の中の細菌が増えるため口臭が出やすくなります。
    唾液を増やすには、噛んだり話したりすることが大切です。長時間にわたり口を動かさないでいたり、ストレスがあると自律神経の影響を受けたりしてしまうため唾液が減少してしまいます。
    そのため下記を心がけましょう。
    ・食事は規則正しくよく噛んで食べること
    ・食事の時間が空くときはガムを噛むこと
    ・マッサージで唾液腺を刺激すること
    ・軽い運動や会話をすること
    ・ストレスを解消すること
    ・睡眠を十分にとり、疲れをためないこと

    ■胃腸の調子を整える
    暴飲暴食を控え、毎日3食規則正しく食べること
    消化の良いものをよく噛んで食べること
    刺激物は控えること
    ストレスをためない
    など胃腸に負担がかから寧生活を心がけましょう。腸内環境を整えるヨーグルトなどの乳酸菌や、メカブなどの海藻類を石器欲的に摂り、体調を整えましょう。

     

     

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    むし歯になりやすい箇所を知ることが「予防」にもなります。

    2023年11月28日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

     

    現代人にとっては、むし歯との闘いは永遠の課題であり、日本人が歯を失う原因の第2位が『むし歯』です。
    そこで今回はむし歯になりやすい箇所・問題などをお伝えしていきたいと思いますので、予防に役立てていただければと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    脱灰と再石灰化の重要性

    むし歯のなりやすさに影響するリスクが幾つかありますが代表的なものを以下に記載します。

    • 細菌の感染
    • 唾液の量
    • 生活習慣
    • ブラッシングやフロッシングのテクニック
    • 清掃を妨げる歯列不正
    • 詰め物や被せ物の精度

    こののようなものがむし歯のなりやすさに影響してきます。
    ということは、逆にこれらのことを回避することができればむし歯になりにくくなるということでもあるのです。

    むし歯のはじまりは、細菌が出す酸が原因です。
    食事などで摂取した糖分を栄養としてグルカンという粘着物が作られます。
    このグルカンは歯の表面に付着し、この中でむし歯菌などが増殖していきます。
    これがみなさんもご存じのプラーク(歯垢)です。

    このプラークが酸性にかたむき、エナメル質や象牙質を溶かしてしまいます。これが脱灰(むし歯)となります。
    これらを修復する能力が人間には備わっています。それが唾液です。唾液が十分に出ていると、プラークが酸性よりから中性に戻り、溶けた歯が補修されます。これが再石灰化です。

    口腔内環境とは、細菌による酸が起こす脱灰と、唾液による再石灰化のバランスで成り立っています。

    むし歯ができやすい箇所は?

    基本的には、歯ブラシやフロスが当たりにくく、歯垢が残りやすい場所です。具体的には奥歯、歯と歯の間などの窪みがあるところです。こういった箇所は歯垢が残りやすいのです。
    日々の歯磨きは、毎日歯垢を落とすことにより歯の周りの細菌を落とし、細菌が出す酸を減らす、またはさらされる時間を減らすことができます。
    そのことにより、再石灰化を優勢にし、むし歯の発生を抑えることができます。

    また、治療した際の詰め物や被せ物の周辺も注意が必要です。
    歯と詰め物や被せ物のつなぎ目には劣化により小さなすき間ができてしまう場合もあります。
    このすき間から細菌が侵入してむし歯となってしまうことも多いです。

    最後に

    むし歯の悩みは誰しもが気にすることではあります。
    極端な話をしますと適切なセルフケアを行えるのであれば歯科医院でのPMTCなどは必要はありません。

    しかし、現実的にお仕事や家事などで忙しかったりするためなかなか全てのセルフケアを適切に行うことも難しいと思います。
    そんな時に歯科医院での定期的な検診でセルフケアでは落とせない汚れを除去したり、適切なブラッシング指導を受けて
    次回からしっかりとセルフケアを行いできるだけむし歯が発生しない口腔内環境を整えるのが重要となります。

     

     

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    術後は要注意!インプラント治療後の歯磨きについて

    2023年11月28日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    インプラント治療では歯茎に穴を開ける大掛かりな手術を行いますので、手術後は傷口を広げないためにも歯磨きをデリケートに行う必要があります。

    ここではインプラント手術後の歯磨きの磨き方や、歯磨きをする上での注意点についてご紹介していきます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    手術後2週間までの歯磨き

    インプラント手術後、歯茎が自然治癒するまで2週間程度かかりますので、この間の歯磨きは特にデリケートに行うようにしてください。

    ● 歯ブラシの選び方
    手術後2週間の間に使う歯ブラシは、インプラント手術後専用の毛先が極めて柔らかい歯ブラシを使います。

    ● 歯の磨き方
    まず歯ブラシを握りしめるようにグーにして持つのではなく、鉛筆を持つイメージで指先だけで持つようにします。こうすることで歯ブラシにかかる力を減らせます。そうしたら、歯茎を傷つけないように普段よりやさしく、軽く汚れを取るイメージで磨いていきましょう。ゴシゴシと擦り付けるように強く磨くのは避けてください。

    ● その他
    インプラント手術後はうがいのし過ぎに注意が必要です。医師から「うがい薬」が支給された場合は、うがい薬を使いながらやさしくうがいを行ってください。

    また手術後2週間程度までは、熱い・冷たい・辛いなどの口内を刺激する食事、飲酒や喫煙、激しい運動等は極力避けることも大切です。

    ただ、何よりも医師の指示に従うことが重要です。

    同じインプラント手術であっても利用する素材や、手術した歯の場所、歯の本数などによりその後のケア方法は変わってきます。

    まずは医師から指示されたケア方法、歯磨き方法を最優先するようにしましょう。

     

    手術2週間後の歯磨き

    手術から2週間程度が経過し手術箇所の抜糸が終わったら、基本的にはこれで通常の歯磨きに戻ります。

    インプラント後、インプラントの歯を磨く方法としては2つあります。

    まずひとつめは、歯茎から歯の方へ向かってブラッシングするローリング法。

    もうひとつは、毛先を歯の表面に垂直に当て前後に細かく動かしブラッシングしていくスクラビング法です。

    これらを上手く使って磨いていきましょう。

    ちなみに、毛先を歯肉に差し込んで磨くバス法は、歯茎を退縮させる原因となりますので、インプラントの歯を磨く際には避けるようにしてください。

    このようにインプラント手術後の歯磨きは、通常の歯磨きと若干磨き方が異なってきます。

    インプラント手術後は手術箇所を痛めないためにも、正しい方法でやさしく磨くようにしましょう。

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    インプラント治療を考えている方は喫煙を控えるのがおすすめです

    2023年11月21日

    こんにちは!
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    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
    友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、

    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

    喫煙は、お口のみならず全身の健康を著しく害します。とくにお口周りですと顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラント治療においては、深刻な悪影響が及ぶため十分な注意が必要です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    喫煙はインプラント治療の天敵

    インプラントは、失った歯を歯根から回復できる治療法です。チタン製のネジを顎の骨に埋め込み、人工歯を装着することで、見た目も噛み心地も天然歯に近い状態まで戻すことができます。ただし、人工歯根の周りには「歯根膜(しこんまく)」という血管や神経からなるやわらかい組織がないため、本物の歯よりも感染症などに弱くなります。そこに喫煙という習慣が加わってしまうと、歯茎や顎の骨の感染リスクが大きく上昇してしまうことになります。

    実際にインプラント治療の失敗率は、非喫煙者よりも喫煙者の方が約10パーセントほど高くなるというデータも存在しております。それくらい喫煙には歯茎・顎の骨に多大な悪影響をもたらすことになってしまうため、現在、喫煙をしていてインプラント治療を検討しているのであれば、積極的に禁煙した方が失敗のリスクも低減することに繋がります。

    インプラントへの悪影響

    喫煙をする習慣があると、インプラントの施術部位に以下のような悪影響が生じることがあります。

    感染症のリスク

    タバコは、免疫力の主体となる白血球の働きを悪くしてしまいます。その結果、細菌への抵抗力が低下してしまい、感染症のリスクが高まります。インプラント治療の術中・術後の感染リスクを低減するためにも禁煙もしくは減煙することをおすすめします。感染症の種類によっては、単にインプラントの結合が失敗するだけでなく、全身に深刻な症状をもたらすこともあるため、十分な注意が必要となります。

    ・歯周病やインプラント歯周炎

    喫煙者であれば実感することかと思いますが、タバコを吸っているとお口の中が乾燥します。本来は唾液によって湿度が100パーセントに保たれている口腔は、乾燥すると細菌の活動が活発化します。これは唾液の減少によって抗菌作用・殺菌作用・自浄作用が弱まっているからです。そうした中で歯周病菌が繁殖すると、歯茎や顎の骨に炎症をもたらす歯周病・インプラント周囲炎になってしまう可能性が高まります。歯周病は、インプラント治療が失敗する主な原因となっているため、予防することは非常に重要となります。

    骨の結合が上手くいかない

    タバコの煙には、血管を収縮させるニコチンが含まれています。血管収縮によってインプラントを埋め込んだ周囲の骨の血行が悪くなると、チタン製のネジと顎骨の結合が上手くいかず、インプラント治療が失敗してしまうこともあります。さらにタバコの煙には、顎の骨への酸素供給を妨げる一酸化炭素も含まれており、手術後の傷の治りも悪くなってしまいます。

    インプラント治療後のケアが重要

    インプラント治療後には、以下のケアを実践するように心がけましょう

    歯磨きの徹底

    インプラントは、天然歯よりも汚れがたまりやすくなっているため、正しい方法で毎日歯磨きする必要があります。慣れるまでには少し時間がかかるかと思いますが、歯科医院で習ったブラッシング法で、しっかりとプラークコントロールを行うようにしましょう。とくに人工歯である上部構造とアバットメントの境目付近は天然歯と異なる造りとなっており、徹底したセルフケアが必須となります。その部分に歯垢・歯石が堆積すると、歯周病菌が繁殖して歯茎・顎の骨が炎症をおこしてしまうことにつながります。

    歯科医院で定期的なメンテナンス

    インプラントを長持ちさせるためには、セルフケアの徹底だけでなく、プロフェッショナルケアを受けることも重要です。インプラントのメンテナンスでは、専用の器具を使ったインプラント周囲の洗浄や消毒、クリーニングなどを受けられます。セルフケアでは取り除くことができない汚れを一掃しましょう。定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のような歯周病にかかり、再度手術が必要となる可能性も出てきます。

     

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    自分の歯のように噛めるインプラント。その寿命と長保ちさせるにはどうすればいい?

    2023年11月21日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

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    インプラントは健康な歯を残存したまま付ける事ができ、審美性も極めて高く保つことができます。ですので、人気のある治療法となりますが、入れ歯とブリッジなどと比較をして、どの治療を行えば良いか悩んでいる方も多いのではないかと思います。インプラントは寿命が来てしまうと再手術の必要があるため、どのくらい長く使うことができるのかということも、気になるポイントの一つではないでしょうか。そこで今回は、インプラントの寿命やメンテナンスの方法、再手術などについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    インプラントの寿命

    「インプラントは長持ちする」と言われることも多いですが、実際の寿命はどのくらいになるのでしょうか。インプラントの平均寿命についてと、入れ歯やブリッジと比較したときの特徴についてお伝えしたいと思います。

    ・インプラントの平均寿命

    インプラントの寿命は、「インプラント体」と呼ばれる顎の骨と結合するための部品が外れたとが寿命となります。一般的には10年~15年程度とされていますが、日々のお手入れ(定期検診等)を怠ってしまうと平均寿命よりも早く劣化してしまい使用できなくなることもあります。丁寧に扱うことで寿命以上に長く保つこともできますので、しっかりと定期的なメンテナンスを行うことが大切になります。

    ・入れ歯とブリッジとの比較

    入れ歯の平均寿命が4年~5年程度、ブリッジは7年~8年程度で使用できなくなることが多く、寿命の面ではインプラントが最長になります。また、インプラントは自然の歯に近い素材を使用しているため、入れ歯やブリッジと比較して高い審美性がを保つことができます。しかし、インプラントは入れ歯やブリッジと比較すると、最初にまとまった費用がかかるというデメリットがあります。ですが、長期的に見れば経済的で見た目の美しさも保てるため、入れ歯やブリッジと比較しても優位性があります。

    インプラントの寿命を延ばすことは可能?

    少しでも長く、快適にインプラントを使用するために、注意したいポイントをお伝えしたいと思います。

    ・定期メンテナンスは怠らないようにしましょう

    インプラントのメンテナンスが不十分だった場合、“インプラント歯周炎”になる可能性が高まります。
    忘れずにしっかり定期メンテナンスへ行き、毎日の歯磨きでは取り除けない汚れを落とし、インプラント歯周炎を防ぐことが重要です。

    ・減煙、禁煙

    喫煙回数が多い方はインプラントと骨が結合する確率が下がってしまいます。無事に手術が成功した場合でも、喫煙者は歯肉の血流が悪化してしまっているので、歯周病の感染が起きやすくなり、インプラントの寿命が短くなりやすいです。インプラント治療をお考えの方は、喫煙回数を減らしたり、禁煙をすると長くお口の健康が保たれます。

    ・歯ぎしり・食いしばりなどを軽減

    インプラントは人工的に作られた歯の為、衝撃に弱いです。ですので、歯ぎしりや食いしばりによって、直接的な負荷がかかってしまうと、部品の破損やインプラント歯周炎を引き起こす可能性が高まってしまいます。歯ぎしり、食いしばりが日常的にある方は、担当の医師に相談してみましょう。

    もし脱落してしまったら再手術を受けましょう

    インプラントの上部の人工歯が欠けてしまっただけであれば、該当部を新しく作り直すか、修理をするだけで元通りになるケースがほとんどぼ場合ですが、顎の骨に埋め込んだインプラントが脱落してしまった場合には再手術の必要があります。インプラントの再手術には、初回より費用がかかってしまうことも少なくありません。保険が適用されずに、全額負担になってしまう事も考えられるため、リスク回避や、寿命を延ばすためにも、しっかりと定期メンテナンスを行いましょう。

     

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    矯正期間中でも喫煙はできますか?

    2023年11月14日

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    喫煙者の方でマウスピース矯正中にタバコは吸ってもいいのか?と考える方も多いのではないでしょうか

    結論から申しますとマウスピース矯正中でも喫煙することは可能です。

    ですが、マウスピース矯正中に限らず矯正中には喫煙によるデメリットが多数ありますので喫煙は控えた方が矯正治療を円滑に進めることができます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    歯科矯正中の喫煙デメリット

    ・歯の動きが遅くなる

    タバコに含まれるニコチンには血管の収縮作用があります。
    喫煙を行うとニコチンの作用によって全身の血流が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。

    歯列矯正で歯を動かすには歯の周りの代謝が関係しますので、代謝が悪くなるということは歯の動きも悪くなってしまうのです。

    その結果、治療の期間が長引いてしまうことにもなってしまいますので、円滑に治療を進めたい場合は矯正中の期間は禁煙することをおすすめします。

    ・着色の原因

    タバコに含まれるヤニ(タール)が原因で歯の表面やマウスピースに着色汚れが付着してしまいます。

    ヤニの着色汚れは通常の歯磨きなどではなかなか落ちにくく、そのまま放置してしまうと最初は茶色っぽかったものが褐色に変化していきます。

    また、さらにヤニの厄介なところは飲食物による着色の汚れを付着しやすくしてしまう性質があるところです。

    コーヒーや紅茶などはもともと歯に色素が付着しやすいのですが、その効果が倍増されてしまい歯の黄ばみの原因となってしまうのです。

    歯の表面が汚れた状態でマウスピースを装着してしまうとマウスピースにも汚れが付着してしまいます。

    マウスピースが汚れてしまった場合には専用の洗剤を使用して毛先の柔らかい歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。

    歯周病、むし歯の誘発等

    ニコチンに含まれる血管収縮作用は歯周病の誘発にも繋がります。
    血管が収縮してしまうと、歯茎の腫れやそれに伴う出血などの症状が起こりにくくなります。

    一見、よさそうに思えるのですが、実際は歯茎からの出血は歯周病の初期症状であることが多いため、発見が遅れて歯周病が悪化してしまうという場合があります。

    また、歯茎の血流が悪くなってしまうため歯周病の治療を開始したとしても治療の効果が低くなってしまい、通常よりも治りが遅くなってしまいます。

    血管収縮作用の他にニコチンには唾液の分泌を抑制する作用もあります。

    唾液量が減ってしまうとお口の中が乾燥してしまい、口臭がきつくなってしまったり、むし歯の原因となってしまいます。

    歯列矯正中に歯周病やむし歯が見つかった場合は、そちらの治療を優先することが大半なため、歯列矯正を中断しなければならないことになり、結果として矯正の期間が延びることにもなってしまいます。

     

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    お子さんの歯並びで様子見で大丈夫なものについて

    2023年11月14日

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    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

    お子様の歯並びを気にされている親御様は多いものです。お子様の歯並びは、矯正治療が必要なものと、成長とともに自然に正しい位置に落ち着くものに分けられます。

    今回は、お子様の歯並びのうち、様子見で大丈夫な歯並びについてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    子どもの歯並びは自然に治っていく?

    お子様の歯並びは、成長とともに自然に治るものと矯正治療が必要なものに分かれます。矯正治療の必要がある歯並びの場合、自然に正しい位置に歯が並ぶことはほとんどの場合ないと考えていいでしょう。

    矯正治療が必要な歯並びであっても、乳歯が生え始めた乳児期にはすぐに治療を開始するのではなく、歯並びが悪くなる癖を改善しつつ、様子を見る場合もあります。歯並びが悪くなってしまう習慣には以下のようなことがあります。

    ・指しゃぶり
    ・唇を噛む
    ・爪噛み
    ・口呼吸
    ・舌で歯を押す
    ・片側だけで食べ物を噛む
    ・頬づえ

    歯並びが決まるのは6歳頃

    お子様の歯並びは、永久歯が生え始める6歳頃に決まってきます。顎の骨は、ほかの骨とは異なり、6歳までに大人の骨の80%程度まで成長します。上顎は一般的に6歳~10歳頃に成長のピークを迎え、下顎の成長のピークは、10歳〜15歳頃になります。

    歯並びが決まる要因

    お子様の歯並びは、歯や顎の大きさ、くちびるや頬、舌の力や癖が大きく影響してきます。歯並びは、親御様やご親族などの遺伝だけで決まるわけではありません。遺伝以外に、指しゃぶりや頬杖などの生活習慣や悪癖が、歯並びに影響することも多いです。

    自然に治る子どもの歯並びとは

    お子様の歯並びのうち、前歯がハの字に隙間が開いている歯並び、乳歯に隙間がある歯並びは、自然に正しい位置に治る歯並びになります。

    前歯がハの字に隙間が空いている

    乳歯が斜めに生えるのは珍しい現象ではありません。矯正の必要はないケースが多くみられます。顎の成長とともに、歯の向きやねじれが改善されることがあるので、様子をみることが多いです。

    永久歯の場合も、前歯4本が斜めに生えるのは多くの場合で心配はありません。もともと永久歯の前歯は少し外側に向かって斜めに生えています。その後、顎の成長や隣の歯、犬歯などに押されて、歯は正しい位置に自然におさまることがあります。

    お子様の顎の大きさや、歯のサイズなどにより、永久歯の歯並びが改善されない場合もあります。歯並びの角度や生えてくる位置などで心配になる点があれば、お近くの矯正専門医にご相談をおすすめします。

    歯に隙間がある

    乳歯と乳歯の間に隙間がある歯並びも、同じく問題がない場合があります。顎の成長に伴い、霊長空隙、発育空隙、リーウェイスペースと呼ばれる3つの隙間(スペース)ができます。それぞれ、役割があり、永久歯がきれいに生えそろうために必要になります。

     

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    歯磨きは汚れを落とすもの?

    2023年11月7日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
    友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、

    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

    現在は昔に比べ、歯みがきの習慣が浸透しており、セルフケアの大切さにが広まってきています。
    さて、食後の歯みがきの大切さは誰もが知るところとなったわけですが、食事以外でも歯みがきが重要なことをご存知でしょうか?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    歯みがきの目的

    そもそも、歯みがきで取り除いているものは何でしょうか。「食べカス」という答えは間違いではありませんが、歯みがきの最大の目的は「プラーク(細菌の塊)の除去」です。プラークは食後すぐにでき始め、食後8時間で完成します。食べカスも口の中に残ったままになると、むし歯などの原因になりますが、歯に菌が直接付着した状態であるプラークの方が、はるかに大きな脅威です。1gのプラークの中には300種類、数にして1億個もの細菌がいます。

    できたばかりの初期のプラークは軽い歯みがきでも落としやすく、病原性も低いのが特徴です。しかし、初期プラークの表面はミュータンス菌などがくっつきやすい性質があり、そのままにすると様々な細菌が積み重なっていき、病原性が高く、強固で剥がれにくい「バイオフィルム」になってしまいます。

    また、食事をしなくても、時間が経つとプラークは作られます。口の中の細菌の栄養源は食事からだけではなく、死んで剥がれ落ちた口腔粘膜の細胞であったり、唾液中の成分であったり、血液であったりするからです。食事をしなくても、お口のケアは必ず毎日必要になります。

    食生活と歯の汚れ方

    実は、本来食事には口の中をきれいにする効果があります。
    形のある食べ物を噛み、舌や頬を使って唾液と混ぜ合わせながら口の中を転がす過程で、歯の表面のプラークや舌苔などの汚れは落とされます。食べるたびに口の中は掃除されているのです。食事をしなければ、細菌が入れ替わるチャンスがない分、その間に頑固なプラークや舌苔ができ、口臭の発生にもつながります。

    歯を汚しにくい食事のポイントは、第一に「よく噛むこと」です。よく噛むと唾液が多く出て、食べカスを洗い流す効果も大きくなります。唾液自体には、抗菌成分も含まれています。第二に、「ブラッシング効果のある食べ物を食べること」です。野菜やきのこ、海藻など繊維質のものはブラッシング効果が高く、お勧めです。反対に、砂糖を多く含むものはプラークを増やしやすく、よく噛まずとも食べられるものはそれだけ歯や舌にも残りやすいのです。歯や舌を汚しにくい内容の食事を心掛けると、自然と食物繊維が多いものになり、結果的に腸内環境に良く、血糖値を急上昇させないヘルシーな食事になります。

     

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