ブログ|中村区岩塚町・中村公園駅・八田駅で歯科をお探しの方はいわつか歯科クリニックまで

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  • 食生活と健康な歯

    2023年11月7日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

    いわつか歯科クリニックに通う皆様が楽しくお食事できる様にサポートし、
    友達や家族で食事を楽しんでもらえることを望んでおり、

    地域の方々のお口の健康管理を安心して任せていただける、かかりつけ歯科医院として診療してまいりますので、お口のことでお悩み事がありましたらお気軽にご予約、ご相談ください。

     

    皆さんは健康な歯を維持するためにどんなことを行っていますでしょうか?
    歯磨きや定期検診を行っている方も多いかと思いますが、食生活も歯の健康維持に欠かせないよう要因となります。

    そこで今回は歯の健康維持と食生活についてお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

    むし歯と食習慣の関係

    お口の疾患で皆さん思い浮かべるのが、「むし歯」と「歯周病」ではないでしょうか。
    むし歯は口腔内の細菌が出す酸によって歯が溶かされる病気です。甘いものを食べるとむし歯になりやすくなることが知られていますが、実際砂糖の摂取があるのとないのとではプラーク(歯垢)の付き方も変わります。そのため、むし歯予防には日々の歯磨きはもちろん、間食や嗜好飲料といった習慣的な糖の摂取がある場合はその摂取を控えることや、規則正しく食べることが大切です。

    歯周病と食習慣の関係

    一歯周病菌は、鉄分やタンパク質を栄養源にしています。
    むし歯とは違い、菌の栄養源を食生活で絶つことが対策にはなりません。歯周病菌は嫌気性菌のため歯の表面に居着くことはできませんが、歯の表面に他の菌の存在(プラーク)があるとその下に潜って生き続けることができます。そして、歯周ポケットに潜り込んだ菌は歯茎に炎症を起こし、血液成分から栄養を得ています。

    口腔内細菌叢のバランスを整える

    むし歯も歯周病も、現在は特定の菌の存在を原因とするよりも、口腔内の細菌叢のバランスが崩れることによって起こるという考え方がされています。細菌叢のアンバランスがおこるきっかけが「砂糖」の存在です。
    砂糖を好む一部の菌が増えることでプラークが増えやすくなり、むし歯が発生しやすくなるとともに、プラークを足場とする別の菌が増えるため歯周病の発症などにもつながりやすくなります。実際、砂糖の摂取量が多い人が摂取量を減らすとプラークの付き方が改善し、歯茎の炎症の改善が見られることは少なくありません。

    砂糖の摂取基準

    砂糖の摂取量については、WHOのガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」が基準となっています。これによると遊離糖質の1日の摂取量は、総エネルギー摂取量の5%以下にすることが推奨されています。
    遊離糖質とは単糖類(ブドウ糖・果糖など)および二糖類(しょ糖・テーブルシュガーなど)のことで、蜂蜜、シロップ、果汁、濃縮果汁も含まれます。そのため、おおむね砂糖の量としては、ティースプーンに5杯程度に留めることが勧められます。もちろん、口腔内の状態に影響する要因は食生活以外にも多数あり、砂糖をそれほど多くとっていない場合でもむし歯ができやすい人はいます。

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