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  • 歯周病予防はプラークコントロールから始まる

    2023年10月3日

    こんにちは!
    いわつか歯科クリニックです。

     

    歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は細菌の集合体のようなものであり、水でうがいするだけでは完全に取り除くことができません。
    プラーク(歯垢)を取り除くためには、何よりも日々の歯磨きが非常に大切になります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ・歯周病の原因となるプラーク

    人の体の中には様々な細菌が生息しています。
    お口も例外ではなく多くの細菌がいます。
    この細菌が密集して歯の表面や歯と歯茎の間に付着しているのがプラーク(歯垢)です。
     
    プラークを触ったことがある方もいるかもしれませんが、粘着性が高く非常にべたべたしたものであるためしっかりと歯磨きをしないと落とすことができません。
    そして、このプラーク1mgあたりには、約10億個もの細菌が存在しているとされ、その中に歯周病菌が含まれており、プラークを放置してしまうと炎症を起こし歯周病になってしまいます。

     

    重要なのはプラークコントロール

    プラークコントロールとは、プラーク(歯垢)を除去してお口の中の環境を清潔に保つことです。
    簡単に言ってしまうと毎日きちんと歯磨きをしましょうということですね。
    すでに歯面に付着しまっている汚れを取り除くことは勿論ですが、今後作られるプラークをいかに歯に付着させない口腔内環境を作るかも大切です。
     
    先ほども記載しましたが、プラークコントロールは、毎日の丁寧な歯磨きが最も大切です。
    通常の歯磨きの場合では5,6割程度しかプラークを除去することができません。
    そこで必須アイテムとなるのがデンタルフロスや歯間ブラシになります。
    これらの道具は歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間のプラークをごっそりと除去することができます。

    ちなみにですがデンタルフロスを通した際に出血を伴う場合は歯周炎になっている可能性もありますので注意が必要です。
    これらのアイテムを使用してやっとプラーク除去率が8,9割程度となります。

     
    では、残りの2割はどうすればいいのでしょうか?
    答えは歯科医院で受ける定期検診になります。
    歯科医院ではプロがしっかりと専用の器具を使用してセルフケアではどうしても取れない歯垢が固まってしまった歯石の除去や、
    プラークが付着しにくいように歯の表面のお掃除までしっかりと行います。

    これら全てを行うことで完璧なプラークコントロールと言えるのではないでしょうか。

    歯科医院では適切なブラッシングの指導なども行っていますので、日々のセルフケアと歯科医院での定期検診を上手く利用して健康な口腔内環境を手に入れましょう。